ART
- Artist introduction
2025.10.10 - 2026.01.18
對馬考哉 (UN)CHAIN― 解き放つこと、繋がり直すこと
「(UN)CHAIN」は、鎖から解き放たれること、そして再び絆としてつながることをテーマにした個展です。二十年にわたり病とともに歩んできた中で、絵を描くことは自由を取り戻す行為でした。その筆跡は、過去からの解放であると同時に、新しい絆を結び直す行為でもあります。作品を通して、その感覚をぜひ感じ取ってください。
對馬考哉
19歳で統合失調症を発症したことを機に表現活動を開始。自主映画の脚本、小説執筆を経て、社会福祉法人ほほえみにて絵を描き始める。小説と絵を行き来しながら独自の世界を描き、その唯一無二の表現は多くの人を惹きつける。受賞歴に「Art to You! 東北障がい者芸術全国公募展」「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS」など。2024年には「アール・ブリュット2024 巡回展 抽象のラビリンス 夢みる色と形」に出展し、活動の幅を広げている。
